ごあいさつ
同窓会会長からのあいさつ

刈谷北高校100周年記念事業実行委員会会長
同窓会会長
花井 宏基 はない ひろもと
(高26普 昭和52年卒)
同窓会会員の皆様には、ご健勝にてご活躍のこととお慶び申し上げます。
また、日頃は本会の運営、発展のためにご理解、ご協力頂き誠にありがとうございます。
本校は大正10年(1921年)、地元民の教育に対する熱意のもとに刈谷町立刈谷高等女学校としてこの地に開校しました。終戦を迎えGHQから廃校命令が出されましたが、当時の特別教育委員長の豊田利三郎氏をはじめ多くの方々のご尽力により存続の危機を乗り越え、その後も幾多の変遷を経て、本年令和3年に創立100年を迎えることになりました。
この間、その時代ごとに本校と関わられた校長先生をはじめとする教職員、PTA、同窓会、そして生徒の皆様のおかげで約30,000名余が卒業され、これまでも、また現在も各界で多岐に渡り活躍されており、輝かしい本校の歴史と伝統を築き上げて頂いております。
2年前より、私ども同窓会と学校、PTAの皆様方と100周年実行委員会を立ち上げ、事業の計画、準備を進めております。式典、記念誌、講演会、校内整備等を、それぞれの時代に生きた方々と共に作り上げ、100年の歴史・変遷を伝えていければと考えております。
そして自主・自律を重んじ自由で開かれた伝統的な校風を今日まで築かれました諸先輩方に敬意と感謝を伝え、これからの刈谷北高校を担う皆さんへ100周年事業が国際社会で活躍できるグローバルな視野に立った人材育成の一助になるようメッセージとして届くことを願って同窓会役員一同努力してまいります。
会員の皆様には今後とも同窓会活動にご理解、ご協力をお願いするとともに日頃のご指導ご鞭撻に感謝し、100周年事業のご協力を心からお願い申し上げ挨拶に代えさせて頂きます。
校長からのあいさつ

愛知県立刈谷北高等学校長
江坂 嘉彦 えさか よしひこ
(高30普 昭和56年卒)
同窓会会員の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。日ごろより、本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
この春校長として着任し、約40年ぶりに母校に戻ってまいりました。空いた時間に校内のあちこちを歩きながら、ここにはテトラパックの牛乳の自動販売機があったとか、灯篭はまだそのまま残っているとか、ちょっとした風景に懐かしさがこみ上げてきます。なかでも、樹木が雑然と植わっていた敷地のあちこちが、立派な庭園に変わっていたことに感激しました。これらの庭園は、周年行事の際に同窓会の皆様に造っていただいたもので、校内がきれいになるとともに、生徒たちの憩いの場として活用しており、深く感謝しております。
長い人生において、高校時代はごく一瞬のものですが、多感な時期にここで過ごした思い出はかけがえのないものです。時代時代によりその思い出はさまざまでしょうが、時代を超えて同じ場所で同じ年頃を過ごした同窓のご縁は、いつまでも大切にしたいものです。
私たちの母校も、令和3年に創立100周年を迎えます。これまで時代の要請に応じてさまざまな変化をしながら、多くの卒業生たちを輩出してまいりました。これまでと同様この先の100年も、生徒や卒業生の皆様にとって誇りと思える学び舎であり続けたいと思います。
母校の発展のために、今後とも会員の皆様の変わらぬご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。